【30代未経験】USCPAの監査法人への転職活動記録【転職エージェント面談・求人紹介編】

Job Hunting

こんにちは!USCPAの最後の受験科目であるREGの合格発表待ちのパラゴンです。合格発表を待って全科目合格してから転職活動をスタートしようかと思っていましたが、試験が終わり思いのほか暇なので発表を待たずに転職エージェント登録しました。

今回は転職エージェントとの面談、その後の求人紹介の状況について書いていきたいと思います。

*追記:結果待ちだったREGは無事合格、全科目合格の状態での転職活動となりました。

プロフィール

転職活動を公開するにあたって、できるだけ臨場感のある情報をお伝えできるよう、僕のプロフィールを紹介しておきます。

日本で大学卒業後、海外営業として就職。

約2年働くオーストラリアへ渡航。大学院へ進学し、会計学を学ぶ現地企業に就職。

経理責任者として実務経験を積む日本へ帰国し、起業。コロナ騒動で即倒産。

苦境から脱出したい一心でUSCPAへの挑戦を決意8ヶ月で全科目一発合格、ワシントン州ライセンス取得

30代未経験でありながら、監査法人への転職に挑戦を決意。

オーストラリアに約7年住んでましたので、日本での会社勤めは8年ぶり、就職活動は新卒以来の12年ぶりとなります。

USCPA合格直後の転職活動について体験ベースの情報をシェアしますので、これからUSCPAの受験や転職を検討中の方の参考に少しでもなれば嬉しいです!

パラゴン
パラゴン

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転職活動に至った経緯

前提として、今回の転職に至った経緯や、実現したいことを書いておきます。

約5年間務めたシドニーの企業を退社し、2019年に日本へ帰国。

同年11月より大阪にて起業するも、コロナ騒動により収益が激減し、やむなく撤退。

2020年9月から本格的にUSCPAの勉強を始め、4月に全科目受験完了。現在は転職の情報収集段階です。

1年前の自分には3つの選択肢がありました。

  • 別事業を立ち上げる
  • コロナ収束を待ち再び海外へ出る
  • 日本で就職する

まず海外へ出るという選択肢は、いつ可能になるかが不確実すぎて捨てざるをえませんでした。

そこで残り2つ、事業か就職です。

僕はシドニーで事業を成功させた経験もあり、日本でも絶対自分の事業は作りたいと考えていましたし、今もそう思っています。

しかし、34歳という年齢を考えると、就職という形で新しいことに挑戦できるのは最後のチャンスかもしれないし、実際企業勤めから得られる知見や経験は大きいと考えました。

日本でのサラリーマンとして生きていく地盤を固めながら、副業規模から事業作りしていけばいいか、と考えて転職活動することを決めました。

合格前から、「もし日本で就職するなら」の条件はある程度決めていました。

  • 会計の専門性を高められること
  • 海外経験が活かせること
  • 英語力が活かせること

どうせなら、その方向性で最高峰の資格であるUSCPAを取得して、監査法人/アドバイザリー会社働いて専門性を追求しよう。

この道なら、自分のこれまでの経験がフルで活かすことができ、就職の目的である「日本で生きていく地盤を固める」ことに繋がると考えました。

転職エージェントについて

今回の転職活動は、転職エージェントを利用します。

転職エージェントとは、情報登録・面談を行い個人の条件に合わせて求人を紹介してくれるサービスです。また、給料や勤務開始時期などの条件も企業との間に入って交渉してくれるので、とても助かります。求職者側に費用は一切かかりませんので、転職を検討中の人は使わない手はないと思います。

希望する転職を実現させられるかにおいて、エージェント選びは非常に重要です。

世の中には約17000もの転職エージェントが存在していると言われています。

それぞれ得意分野や特色があり、自分の希望する職種や条件に特化したエージェントを利用することは間違いなく転職活動の難易度を下げるでしょう。

先に触れたように、転職エージェントは無数に存在しますので、自分の中で条件を3~5つぐらい考えて当てはまるエージェントを絞ることをオススメします。一般的な条件としては、

  1. 業界
  2. 職種
  3. 給料
  4. 勤務地
  5. 会社規模
  6. 就業時間
  7. 福利厚生

のあたりでしょうか。IT業界で働きたい。営業職として転職したい。年収を今より50万円アップさせたい。地元企業で働きたい、東京で働きたい、大手を狙いたい、規模にはこだわらない、基本18時には退社したい、産休などの体勢がしっかりしている、住宅手当がある、みたいな感じです。転職エージェントを選ぶ際は、いくつか自分の中でピックアップして条件を設定・希望を明確にしておくことが重要です。

利用するエージェント

僕が今回の転職活動にあたり、登録した転職エージェントは以下の3社です。

  • MS-Japan
  • JAC Recruitment
  • マイナビ会計士

それぞれ面談を終え、求人紹介の段階です。

僕が今回これらのエージェントを選んだ理由は

  • 希望する条件が明確に監査法人、会計事務所、アドバイザリー関係に絞られていること
  • 30代以降の転職に強いこと
  • 外資系や海外関連企業の求人を多く持つこと

以上の3点です。

現在、3社とも面談を終え求人紹介の段階ですが、1社につき20件程度の求人を紹介してくれていますので、あまり多くのエージェントに登録しても選択肢が多くなりすぎると思います。

感想としては今回登録した3社か、多くても5社ぐらい登録すれば十分です。

もしくは少し多めに登録して、面談をしたり求人を精査していく中で、エージェントとの相性を見極めて行くといいと思います。

エージェントとの面談

MS-Japan、マイナビ会計士との面談は電話、JACリクルートメントとはZoomで行われました。

事前に決めていた時間になると電話がかかってきます。どのエージェントも時間になるとピッタリにかかってきました。さすが日本ですね、時間厳守です。

まず事前にこちらから送っていた履歴書・職務経歴書をもとに経歴の確認です。この時、MS-Japanが3社の中で一番これまでの業務内容の詳細を確認されました。あとの2社はこの辺りはさらっと流していく印象でした。

その後、希望業界・職種、勤務地、給料の話になります。前述の通り希望の業界・職種は決まっていたのでそのまま伝えます。勤務地は大阪、東京、海外で伝えます。

今回の転職で1番ネックになるのが給料のところです。

業界にもよりますが、中途採用の場合、前職の年収を考慮してくれる企業が多いですが、僕の今回の転職は監査法人/アドバイザリー狙いなので未経験枠になります。

新卒の初任給が500万円前後なので、そのぐらいになるのが通常だと思います。しかし、前職シドニーにて900~1000万円水準の年収を得ていたこともあり、いくら未経験と言えど半額程度まで下がってしまうのは精神的に少しきついです。狙いとしては、海外勤務経験と英語の実用力を武器に600~700万円をターゲットにしたいと思っています。未経験採用でそのぐらい取れれば御の字です。

年収の希望を伝えたところ、エージェントの反応は悪くなく、決して不可能ではなさそうです。ここは実際の選考に進んでみないと分からないので追って記事にしていきます。

求人紹介

MS-Japan、マイナビ会計士からそれぞれ20社程度の求人が届きました。求人情報は転職サイトのマイページで管理します。

ざっとみたところ、職種、業務内容、勤務地あたりの条件は大体希望通りです。

年収の部分は「500~1000万」のような幅の広い記載になっているので、希望を実現できるかは実際応募してみないとわかりません。逆に言うと、年収の部分だけ目をつむれば、34歳でUSCPA取得、未経験での監査法人/アドバイザリー会社への転職は実現可能ではないかと、少し希望をもてました。

現在、最後に受験したREGの結果待ちで、エージェントとも相談し、合格を確認してから応募開始することにしました。というのもほとんどの求人は条件として全科目合格を提示しているので、書類選考段階で不利になるのはもったいないからです。

まとめ

USCPAの転職シリーズ第二弾として、面談・求人紹介の体験を書いてみました。

転職エージェントは転職のプロであり、当然持っている情報量も多いので、今すぐ転職を考えていなくても情報収集目的で活用するのも大いにアリだと思います。もちろん、転職活動を始めるなら絶対利用した方がいいと思います。便利な世の中、使えるものは使いましょう!

今後、REGの合格発表を待ち、合格していたらピックアップした求人に応募していきます。次回以降、選考に進んでいく過程も共有していきたいと思います。

転職活動の続きはこちら

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ここまで読んでくれてありがとうございます!

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