こんにちは!パラゴンです。
英語学習をする人なら一度考える海外留学。目的は語学習得であったり、海外で暮らす経験がしてみたい、外国人の友達がほしい、など様々です。語学を学びながら、そういった異文化の経験ができるのは、海外留学の大きな魅力です。
一度の人生、どうせ海外留学するなら、できるだけ多くを得られる時間にしたいものです。
僕はアメリカとオーストラリアに合計7年ほど住み、多くの日本人留学生と関わってきました。その中で、語学習得、異文化体験、交流、進学、現地就職などの目的に達する人と、時間だけ消費してしまいあまり何も得られなかった人の2種類見てきました。
実は、割合でいうと後者の方が断然多いです。これら2種類の留学生たちは、何が違うのでしょうか。
本記事は、これから英語を学習し海外へ出てみようという方が、少しでも有益な留学生活を送れるように、海外生活を充実させる3つの特徴について書いていきます。この3つを押さえていただくだけでも、留学生活から得られるメリットはかなり多くなるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
TwitterでもUSCPAやキャリア形成に関する有益な情報発信を頑張っています。良かったらそちらもチェックしてみてください!
Twitter ➡️➡️➡️ パラゴン@USCPAのキャリア形成
海外留学を成功させる人の特徴3選
海外留学で成果を出し当初の目的を達成できる人は、以下の3点を認識しています。
- 「現地へ行けば英語が上達する」は間違いである
- 座っていては話せるようにならない
- 海外留学は目的を達成するためのツールでしかない
「現地へ行けば英語が上達する」は間違いである
日本で生活をしていると、こういったことを言う人によく出会います。
「海外である程度の期間暮らせば英語は話せるようになる」
これから海外留学を考えている人は、まずこの考えは間違いであると認識しなければなりません。
「海外に行けば英語が話せるようになる」は、誰が言い出したのか分かりませんが100%ウソです。英語学習の観点で、日本で暮らしている時と、英語圏の国で生活している時の違いは、英語を使える機会を持ちやすいことと、英語学習者に囲まれる環境に身を置きやすいことです。
ポイントは、「~しやすい」の部分で、裏を返すと「しなくてもよい」ということです。
それらの英語を使える機会や環境をどう利用して自分の英語学習に活かすかは自分次第であり、海外生活を通じて英語力を飛躍させられる人はそこをよく理解しています。
英語を使う機会は自分から取りに行くもの。
積極的に動く人は多くの経験を得られるチャンスに触れやすいので、当然上達しやすいです。
英会話の上達法に関してはこちらもぜひ読んでみて下さい!
座っていては話せるようにならない
オーストラリアのシドニーにいた時、大学院の課題提出の時期によくカフェに行っていました。シドニーの中心地は留学生が多く生活しており、日本人もたくさんいます。街のカフェに行くと、語学学校からのプリントを机に広げて懸命に英語の勉強に取り組んでいる日本人留学生がいました。そういった人たちを見るたびに、僕は疑問に思っていました。
わざわざシドニーまで座学をしにしたのかな?と。
ハッキリ言いますが、単語や文法の勉強、TOEICなどの資格対策は日本でもできます。シドニーである必要は全くありません。
僕にはこのような人たちが、せっかく多くの時間とお金をかけてシドニーにまで来たのに、それらを無駄にしているように思えてなりませんでした。
極端にいえば、海外滞在中は座学はやらないと決めて行くぐらいがちょうどいいと思います。
基本座学はしないけど、日々英語を使って行く中で疑問に思うことは多々出てくるので、そういったところを調べたり覚えたりすればいいでしょう。
これは、「単語や文法は気にしなくていいから、とにかく使っていこう」ということではなく、座学とコミュニケーションは学習環境によって分けて集中して取り組む方が効率もいいし、高い成果を見込みやすい、ということです。
日本にいる間に単語や文法の勉強はできるので、知識を固めておいて、現地で実用力を高める。むしろ、日本で基本的な単語や文法の習得ができない状態だと、それは海外へ行っても習得できません。場所が変わるだけで、他は何も変わらないからです。
目安としては、渡航前半年~1年ぐらいから計画し、単語や文法の学習にあてれるとよいと思います。完璧を目指す必要はなく、自分の目標としている知識量の6~7割程度習得できれば十分です。あとは使いながら学んでいけます。
海外留学で成果を出す人は、こういった時間の使い方が上手に思えます。
外へ行けばいくらでも英語を使うチャンスはあります。
せっかく貴重なお金と時間を費やすのですから、座っていないで、海外という環境をフル活用して最大の効果を出しましょう。
海外留学は目的を達成するためのツールでしかない
オーストラリア滞在中、日本人留学生にオーストラリアに来た理由を聞くと、やはり1番多い答えは「英語を上達させたい」でした。
しかし、「英語を上達させたい」と答える多くの人が、英語を上達させることなく留学生活を終えてしまっていました。
英語を上達させたければ、先述の通り事前準備からの計画が大切ですし、現地での過ごし方も考えなくてはなりません。
高いモチベーションを保つには、「英語を上達させたい」では不十分で「英語を上達させた先に何がしたいのか」を持っておく必要があります。
進学、就職、交流や趣味など、目的は人それぞれですが、なんとなく「英語上達したいなー」と考えて過ごすのと、英語を使って何がしたいのかを明確に持っている人では当然大きな差が生まれます。
「やりたいことがわからないから、とりあえず留学でも行って英語でもやるか」は非常にもったいないです。多くの場合、留学生活が終わる時もやりたいことはわかりませんし、英語力もついていません。
海外留学というのは、英語学習効率を高める手段であり、その先にある目的を達成させるためのツールでしかありません。
英語を上達させ、目的を達成できるような人は、留学はあくまで手段であると理解し、事前からしっかり計画して渡航してるケースが多かったです。
留学は何かを与えてくれるものではなく、積極的に利用して何かを得るためのものなのです。
英語を取得するメリットに関してはこちらもぜひ読んでみてください!
まとめ
長年海外に滞在し、多くの留学生と関わってきた経験から、海外留学を成功させる人の特徴を3つ選んでみました。
どれも理屈では理解していても、実際に自分の考え方を変えるのはなかなか難しいものです。
繰り返しになりますが、それでも貴重なお金と時間を使って行く海外留学ですから、できるだけ有意義な時間にしたいものです。
これから海外留学を考えている人に、少しでも役にたてば嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
TwitterでもUSCPAやキャリア形成に関する有益な情報発信を頑張っています。良かったらそちらもチェックしてみてください!
Twitter ➡️➡️➡️ パラゴン@USCPAのキャリア形成