英語が社会人の必須能力とされてるのは知ってるけど、実際どのぐらい英語ができるようになるとキャリアアップできるのかな?給料が上がったり転職が有利になったり、どの程度影響があるのかこれから英語を勉強する身としては知っておきたいな。
こういった疑問に答えます。
✔︎この記事を読むメリット
- 英語をキャリアアップに活かせる目安がわかる
- 海外就職が狙える方向を知りモチベーションアップ
- 英語と相性が良い資格を把握、さらなる飛躍を目指す
「英語が大事なのはわかるけど、実際どのレベルになれば市場で認められるのか。そこまでたどり着くにはどのぐらいの時間と努力が必要なんだろう。」こういった疑問を抱えている人はたくさんいると思います。
本記事では大学卒業時のTOEICスコア300点台から930点、英検1級合格、海外の大学院卒→現地就職に成功した筆者の学習経験から、そのような疑問を解消できるように、実際におこなった学習、また英語ができる人の定義と英語を習得するメリットを、「キャリア形成」という切り口で徹底考察します。こちらを読むことにより、英語を活かしたキャリア形成に成功する人が1人でも多くなると嬉しいです!
✅本記事のコンセプト:転職などのキャリア形成における、英語習得のメリットを考察。高い評価を得られる英語力と、それを達成する為に必要な学習量を筆者の体験から紹介。英語をキャリアアップに活用するイメージをつかむ。
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英語ができる人とは?
まずは「英語ができる人」とはどういう状態なのか考えます。
これは非常に抽象的な表現で、「英語ができる」というのはあなたが英語で何を達成したいのかに大きく左右されます。例えば転職を目的に「英語ができる人」を考えてみると「TOEIC800点程度」と具体的に定義することができます。または「海外旅行を楽しみたい」なら、旅行表現集を1冊スラスラ言える状態になれば「英語ができる状態」と言えるのではないでしょうか。
このように、目的により「英語ができる人」の定義は大きく変わります。
しかし筆者の経験上、英語学習の目的を聞いてはっきり答えられる人は少ないのが現状です。英語学習には絶対目標があった方がモチベーションもキープしやすく、上達が早いです。
まずは「何のために英語を勉強するのか」を考えて、あなたにとっての「英語ができる人」を定義してみて下さい。それが目指すところであり、将来のあなたの姿となります。
転職市場で評価されるレベルは?学習量はどのぐらいか?
では、転職市場というモノサシで英語力を評価した場合はどうか?
先述しましたがTOEIC800点を持っていれば、とりあえず英語力という点において書類で不利になることはほぼないでしょう。多くの職種において満足に仕事ができるレベルだと認識されます。
では、例えば英語力ゼロからTOEIC800点を取るための勉強時間はどのくらいなのか。
これはまさしく筆者の体験とかぶり、大学卒業時のTOEIC300点台から約半年で835点を取得しました。おそらく1日の学習時間は4~5時間ほど、単純に180日を掛けると720~900時間になります。実際は勉強しない日もあったのでもう少し少ないと思います。個人の一体験なので、あくまでも参考までにということですが、他の方のブログを見てもTOEIC800点を半年で取っている人は多数見かけるのでそれほど珍しいことでもないと感じています。
あなたの履歴書にTOEIC800点がある場合とない場合では、当然応募できる求人や企業の反応も大きく変わります。半年の努力でキャリアの可能性を大幅に広げられるのです。半年なら頑張れそうな気がしませんか?僕は当時そう考えて勉強していたのを覚えています。
さらなるキャリアの飛躍
英語ができるようになると転職できる求人の幅が大きく広がり、キャリアアップの可能性が高まります。英語を実際に仕事に使うことに慣れていき、さらに実力をつけていけば海外勤務や現地就職の可能性も見えてくるでしょう。
ここで参考までに、僕の海外現地就職の体験をお話しします。
僕は日本で3年ほど社会人を経験した後、大学院進学のためオーストラリアへ渡航しました。オーストラリアでは僕のような外国人学生のアルバイトが認められていたので、学生をしながら学んでいた会計関連のアルバイトをしていました。バイトをしながら経営者や重役と話す機会に現地での就職を探していることを伝え、卒業と同時に就職させてもらうことができました。
在学中に他社にも応募してみたのですが、全滅でした。なかなか外国人学生をフルタイム(日本でいう正社員)として雇ってくれる企業を見つけるのは難しいです。海外でのキャリア形成には、日本以上に人脈が大事になると思います。海外就職を目指すのであれば、日本にいるうちから人脈づくりを意識していると、どこかで繋がってチャンスを掴めるかもしれません。大前提として、海外勤務できる人材は「英語が使える人」なので、英語力を磨いておくことが第一ステップになることは間違いありません。
英語との相乗効果で価値を高められるスキル
最後に英語と合わせて磨いておくと、キャリア形成において価値が高まるスキルをいくつか紹介します。
Excel
今や英語と並ぶほど、多くの職種で必要になってくるのがExcelでしょう。英語を使う仕事となれば営業や事務が多いと思いますが、Excelとの関連性はとても強いと思います。さらにExcelは需要は大きいにもかかわらず、案外得意な人は少ない印象です。できるようになれば英語と合わせて様々な場面で役立つでしょう。
簿記・会計
もう一つ英語と強い関連性があるスキルは、簿記・会計の知識でしょう。多くの日本企業は海外とのつながりを持っていて、経理職において英語力が求められるのはもはや常識になってきています。さらに簿記の知識と英語力を持っていれば、米国公認会計士のように上位資格の取得に挑戦し、さらなるキャリアアップを狙うことも可能になります。米国公認会計士に関しては別記事を参照ください。
コミュニケーション力
これは全ての社会人に必要な能力ですが、そもそもコミュニケーション能力が低いと英語力が高くても使いこなせないので意味がありません。相手の言っていることを理解する力、自分の伝えたいことをわかりやすく説明する力は英語力以前に必要です。ましてや母国語ではない英語を使って仕事をするなら、日本語使用時よりも高いコミュニケーション力がないと難しいでしょう。
まとめ
英語ができる状態の定義・英語ができるようになると教授できるメリットを、キャリア形成という切り口で考えてみました。実際、英語ができるようになると得られるメリットはこれだけではなく、むしろ無限にあると思います。少しの努力で大きく人生を好転させられるメリットがあるなら、少しずつ学習をしてみてもいいと思います。
この記事を読んで、英語学習のモチベーションを高められる方、英語学習スタートのキッカケになる方が1人でもいれば嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
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