英語 x 会計のスキルセットは転職時にどう評価されるのか

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会計は英語で勉強するといいって聞いたけど、本当かな?日本で働くなら日本語で勉強すればいいんじゃないの?それに日本語でも難しいのに、いきなり英語でなんて理解できるか不安だな。

  

パラゴン
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僕は会計知識ゼロから英語で勉強して、今は米国公認会計士として活動しています。今になっても会計知識を英語で勉強していて本当によかったと感じています。今回は会計の勉強を英語でするメリットについて解説します!

  

✔︎この記事の内容

  • 英語と会計を学ぶメリット
  • 会計 x 英語の転職が有利になる理由
  • オススメの教材・スクール

  

✔︎この記事の想定読者

  • 会計・簿記に興味がある
  • 英語を使ってグローバルに活躍したい
  • 経理職へ転職したい

  

本記事のコンセプト:会計を英語で学ぶメリット・オススメの学習法を解説。読者は今後のキャリア形成を考える際に、「会計 x 英語」の組み合わせが具体的にどう活かせるのかがわかる。

この記事の筆者

大学卒業時のTOEIC300点代から、英語に興味を持ったことから人生が好転し始める。英語を学ぶために滞在していたオーストラリアで会計学に出会い、現地の大学院に進学する。日本へ帰国後は、オーストラリアで習得した会計知識と英語力を活用し、米国公認会計士(USCPA)の資格を取得し、念願だった監査法人への転職を成功させる。USCPAと英語をフルに活かしたキャリア形成を図る傍ら、ブログ・Twitterにて関連情報を発信中。

  

パラゴン
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Twitterでは、英語学習やUSCPAの有益な情報発信を頑張っています。DMで質問も受け付けていますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

Twitter ➡️➡️➡️ パラゴン@USCPAのキャリア形成

  

「会計 x 英語」を学ぶメリット

早速ですが、本記事のテーマであります「会計」x「英語」を学ぶメリットについて解説します。

結論から言ってしまいますが、「転職にめちゃくちゃ有利になる」これに尽きます。

何か新しいスキルを習得しようと考えたときに、多くの場合で検討の対象となるのがこの2つのスキルです。それはなぜでしょうか?

その理由はやはり、転職市場において需要が高いことがわかっているからです。

転職は収入アップが狙えるうえに、自身のキャリアを大きく飛躍させるチャンスです。今の時代、キャリアアップを図るうえで転職は必須となっています。その転職において有利になるなら、「会計」と「英語」にコストと時間をかけて学習する理由は十分であるといえます。

  

英語と会計を転職で使えるぐらいのレベルにするには、どの程度の時間が必要なのかな?

会計知識ゼロから、一般的に転職に有利になると言われている「日商簿記2級」を取得するまでの学習目安時間は400時間程度と言われています。

同様に社会人の平均スコアであるTOEIC450点前後から、一般的に実用力があると言えるTOEIC800点レベルに到達するには800時間程度の学習が必要だとされています。

400+800=1200時間

仮に1日3時間の勉強を休まず毎日続けたとしても400日、1年以上の継続が必要です。

通常1年以上の長期にわたり学習を続けるには、モチベーションの維持がカギになりますので、明確なインセンティブや目的がなければ難しいと言わざるをえません。

「会計 x 英語」の学習は、転職や昇進による収入アップや、人生の選択肢を増やすといった目に見えるメリットを実現しやすいので、学習の継続のハードルはそこまで高くないのではないでしょうか。上記は転職においてメリットは大きいものの、継続さえできれば達成可能なレベルです。

言い換えると、1〜2年の学習で人生を変えられるスキルを身につけられるなら、非常にコスパの良い努力になると思います。

  

「会計 x 英語」を活用した転職が有利な理由

前述のとおり、英語と会計を習得すれば転職活動が今よりずっと有利になります

どちらのスキルも現在の日本においてとても高い需要があり、このトレンドが近いうちに大きく変わる事は考えにくいです。

「英語」のみをキーワードに求人を検索してみても、英語を使う営業職や事務職など幅広くヒットします。英語力の高い人材の需要の高さがみられます。

一方、「簿記」をキーワードに求人を検索してみると、主に経理職関連の求人にヒットします。こちらも常に多くの求人が確認できます。

狙い目となるのが、それらの「簿記」でヒットした経理職の中には、英語力を求める求人が多数あるということです。

求人は多い一方、英語と会計のスキルを両方使いこなせる人材は貴重な存在となります。

人材不足の市場で戦えるとなると、つまり「英語 x 会計」をキーワードに転職活動を行うことができれば、比較的条件の良い転職が実現できる可能性が高くなります。

勉強のモチベーションを保つ意味でも、学習を開始する前に一度転職サイトでどんな求人があるか調べてみることをオススメします。学習をやり切った未来の自分が、どのような求人に応募できるようになるのかを知ると、おのずとやる気も出てくるかもしれません。

なお、転職の情報収集には転職エージェントの利用がオススメです。

僕自身も転職時にエージェントを利用し、希望通りの転職を成功させることができました。

【30代未経験】USCPAの監査法人への転職活動記録

  

転職活動に利用した転職エージェント。いずれも対応は親切であり、紹介された求人も希望どおりのものばかりでした。

  

オススメの教材・スクール

最後にオススメの教材を紹介します。

スクールに通うという選択もありますが、個人的には「簿記2級」「TOEIC800レベル」を目指すにあたっては独学で十分だと思います。独学に挑戦してみて、どうしても難しかったらスクールの利用を検討しても遅くはないでしょう。

独学で勉強する場合は教材選びがとても重要になりますので、自分にあったモノを選ぶことが必須です。これまで僕が使ったことがある教材の中からオススメの教材を紹介しますので、参考にしてみてください。

簿記の知識ゼロからでもイラストによる詳しい解説と実践問題付きなので、感覚的に理解しやすいです。

スッキリわかる 日商簿記3級 第12版 [ 滝澤 ななみ ]

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感想(41件)

2級までは、独学可能だと思います!

スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第13版 [ 滝澤 ななみ ]

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感想(4件)

学習に役立った英語教材も紹介しておきます。

初心者から中級者へステップアップするのに最適な良書です。語彙力、リーディング、リスニングがバランスよく学習できます。

速読速聴・英単語 Core1900 ver.5 [ 松本茂 ]

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感想(7件)

まとめ

英語 x 会計を習得するメリットを解説しました。

どちらのスキルも現在の日本において、とても需要の高いスキルです。また、スキル同士の相性もとても良いので、学習から得られるリターンは非常に大きいと言えます。大げさではなく、「英語 x 会計」には人生を変えるパワフルさがあると思います。

会計と英語を学習すれば、USCPA(米国公認会計士)のような上位資格への挑戦も視野に入ってきます。僕自身もUSCPAという「英語 x 会計」の資格を取得できたことで、希望していた転職を成功させることができました。

本記事が英語・会計の学習に興味がある人の情報収集に少しでも役立てば嬉しいです!

  

パラゴン
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ここまで読んでくれてありがとうございます!

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