【英語力を強みに】留学経験を活かして理想の就職を実現

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就職する前に、留学して英語を勉強しようか迷っています。留学の経験って就職に有利になるのかな?就職するのも遅くなってしまうし、逆に不利になったりしないのかな?

パラゴン
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僕は大学卒業後は就職せずに半年ほどアメリカへ留学、英語を勉強しました。確かに新卒での就職のチャンスは大きいですが、特定の会社をのぞいて就職する時期がずれることで不利になったとは思いませんでした。むしろ伸びた英語力を高く評価してくれる企業が多かったです。当時の留学があったからこそ、これまで国際的なキャリアを築いてこれて、現在はUSCPA(米国公認会計士)として活動できています。

今回は僕の実体験をもとに、留学経験の就職活動への活かし方を紹介します!

✔︎この記事の内容

  • 留学が就職/転職に有利に働く理由
  • 留学経験の就職活動での活かし方
  • デメリットは?留学経験が活かせないケース
  • 留学の先にあるもの

✔︎この記事の想定読者

  • 留学か就職か迷っている
  • 留学が就職/転職に有利になるのか知りたい
  • 留学するとどんな可能性があるのか知りたい

本記事のコンセプト:留学をきっかけに国際的なキャリア形成をしてきた筆者の実体験をもとに、留学経験をどのように就職活動に活かすことができるのかを紹介。読者は留学するにあたり抱える様々な不安を解消し、自身の進路を検討できる。

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留学が就職/転職に有利に働く理由

結論から言うと、多くの場合、留学は就職活動やキャリア形成に有利に働きます。

理由としては、以下の3点が挙げられます。

  • 日本は英語が使える人材が不足している
  • 英語の需要は今後も伸び続ける
  • 海外勤務にも抵抗がなくなり、応募できる求人が増える

1つずつ解説します。

日本は英語が使える人材が不足している

まず留学経験が就職/転職活動に有利になる理由として大きいのが、日本の圧倒的な英語枠人材の不足です。

「グローバル社会」と言われるようになって随分たちますが、依然として日本人の英語力は世界基準でみると最低レベルです。

一方で、近年では日本企業の海外進出はもはや必須だとも言えるほど、社会は国際化しています。

転職サイトで求人を見てみると、「高い英語力」を求める求人は年々増加しており、それだけ現代の日本社会において、英語枠の人材を必要としています。

英語力を求める企業と、実用的な英語力を提供できる求職者の需要が大きく供給を上回るそんな日本社会において、海外留学で高い英語力を身につけた人材にとっては英語を使う仕事を見つけることは、そう難しくないことでしょう。

英語の需要は今後も伸び続ける

上記の内容と重複しますが、今後も日本における英語人材の需要は伸び続けることは容易に断言できます。

グローバル企業の増加はもちろん、国内においても海外からの労働者や移民が今後増えた場合、英語でのコミュニケーションなしにビジネスを行うのは困難になるかもしれません。これは想像の話ではなく、事実として日本は人口が減少していきますが世界の人口は増加して行きます。

必然的に国際社会での日本の影響力は今より弱まるでしょうから、必然的に他国への依存度が高くなります。

そうなると、今後ますます実用的な英語力への需要は高まるので、留学を通じて「国際基準の英語力」を身につけた人材はより重宝されるようになるでしょう。

海外勤務にも抵抗がなくなり、応募できる求人が増える

英語力の向上に伴い、留学で一定期間海外で過ごすことで日本国外で暮らすことに対する抵抗が少なくなります。むしろ、喜んで海外勤務を望む人も多くいます。

海外勤務の案件を候補に取り入れることで、応募できる求人の数が激増します。

単純に応募できる求人が多いということは、それだけ有利だと言えます。

それだけではなく、企業が海外勤務用に求める求人は条件が厳しいことが多く(報酬が高くなりがちなので)求人数に対してライバルは多くありません。

つまり海外勤務の案件を候補に入れるだけで、好条件な求人の多いブルーオーシャンに入ることができます。

もうお分かりだと思いますが、海外勤務の求人が共通してまず求めるのが「高い英語力」なので、留学を通じて英語力を身につけることができると、選択肢を大きく広げることができます。

留学経験の就職活動での活かし方

前章では、留学経験が就職/ 転職に有利になる理由を紹介しました。続いて本章では、就職活動における留学経験の具体的な活かし方について紹介します。どのような点を履歴書や面接でアピールすると選考を有利にしていけるのかを考えてみましょう。

英語力をアピール

前章でも紹介しましたが、英語力がアピールできると就職が大きく有利になると断言できます。

留学期間にもよりますが、具体的には「TOEIC800点以上」でなおかつ「相応の会話力」があれば文句なくアピールの材料として使えるでしょう。

「相応の会話力」と曖昧な表現になってしましましたが、要は自然なコミュニケーションが英語で取れる状態です。完璧な英語を話す必要はありません。

留学経験を就職に活かしたいなら、「TOEIC800」と「相応の会話力」の習得を目標にしてみてください。達成することができれば、必ず就職活動が今よりずっと有利になります。

異文化理解をアピール

多くの留学経験者が英語力の成長だけではなく、「異文化の理解力」の向上を実感します。

異文化理解力とは、言い換えると「コミュニケーション能力」であり、どんな業種・職種においても必要とされます。

日本という同じ国で同じ常識のもと暮らしている人同士のコミュニケーションとは違い、海外と仕事をすると様々な場面で「文化の違い」によるミスコミュニケーションが起こります。つまり海外とのやりとりは、英語の使用以上に難しいのです。

海外留学では様々な国の留学生と学生生活を共にするので、多種多様な価値観に触れることになります。これはオンライン英会話などでは決して得ることのできない、海外留学の大きなメリットです。

異文化への理解があるのとないのでは、上記のような海外とのコミュニケーションをスムーズに運べる力に雲泥の差があります。

「異文化理解の重要性」と「異文化を考慮したコミュニケーション能力」をアピールすることができれば、国際企業の選考はかなり有利になることは間違いありません。

行動力をアピール

「いつかは留学してみたい」こう考える人は多く存在します。

しかしほとんどの人が実行せずに、願望だけで終わってしまいます。

確かに留学するということは、大学生なら休学が必要だったり、社会人なら退職する必要が出てくるかもしれません。

現状を捨てて新しい世界に飛び込むのは、誰にとっても勇気のいることです。

特にグローバルな環境で新しい市場をどんどん開拓していこうとする企業では、このような「積極的な行動力」は良いアピール材料になります。

せっかく大きな決断をして留学したのですから、選考を有利にできる要素はフル活用しましょう。

留学をすることで先述の英語力・異文化理解という「スキル面」に加えて、行動力という「人間性」の部分でもアピールして、就職を有利にできます。

デメリットは?留学経験が活かせないケース

ここまで、留学が就職に有利になる理由と具体的なアピールポイントについて解説しました。本章では留学にデメリットはないのかを考察します。留学経験が活かせないケースとはどんなものなのでしょうか?

大手企業の新卒一括採用

近年は減少傾向にあるものの、依然として大企業では新卒の一括採用が主流です。

大手企業志望の大学生はこの新卒一括採用のチャンスを逃すと、希望する就職を叶えるのは難しくなるかもしれません。

もちろん、在学中に留学する場合は就職活動も予定どおりできるので問題ありません。この場合はむしろ前章までに紹介したように有利になることでしょう。

しかし、卒業後に留学してから就職しようという場合、いくら留学を通じて成長できたとしても、新卒一括採用をしている大手企業の選考はどうしても不利になってしまうことが多いです。

裏を返せば、新卒一括採用以外を行っている大手企業以外を志望している場合、留学して就職が遅れることはそれほど気にしなくて良いでしょう。それより、実用的なスキルを身に付けた方が、今後働いていく上で有利になりますし、有益だと思います。

英語の成長を証明できない場合

海外留学経験があるのに、英語力の成長を証明できないと就職活動では不利になってしまうかもしれません。

「留学して英語が使えるようにならないことなんてあるの?」と思うかもしれませんが、結構あるあるです。

特に都市部への留学は意思を強く持っていないと、日本人留学生も多く「日本語+テンプレ英語」ぐらいでなんとなく生活できてしまうので、英語力の大きな成長を達成しづらくなってしまいます。

留学していたのに英語力が求めるレベルになっていないと「ただ遊んでいただけ」と捉えられてしまい、選考で不利になると言わざるを得ません。

せっかく多くの時間とお金を使って海外留学をするなら、希望の就職を叶えるというゴールを見据えて、本来の目的を見失わないようにすることをオススメします。

留学の先にあるもの

Compass of tourists on mountain at sunset sky.

海外留学の目的を聞くと、ほぼ100%で「英語力の向上」が挙がると思います。

ところで、なぜあなたは留学してまで英語力を伸ばしたいのでしょうか?

「就職に有利」「海外旅行をもっと楽しみたい」「将来は海外で暮らしたい」「なんとなくカッコイイ」。いろんな理由があるかと思います。

英語力の向上は、目的ゴールではないのです。使えるようになったその先に、「より良い選択」があり、それを実現させる手段です。

本章では、「就職に有利になる」をテーマに、留学で英語力を身につけたその先に見えてくる可能性について紹介します。

海外就職の可能性も

英語が使えると日本では希少な存在として有利な就職を実現しやすいことは紹介しましたが、メリットはそれだけではなく、海外での現地就職の可能性も出てきます。

日本からの関連会社ではなく、実は海外の現地で起業・事業展開している日本人ビジネスオーナーは多く存在します。

そのような社長たちは「英語が使える日本人」を常に探しており、うまく出会えることができれば好条件での現地採用も夢ではありません。

海外留学中はそんな視点でも、人脈作りを意識して生活すると思わぬところにチャンスがあるかもしれません。

海外就労についてはこちらを参照ください。

国際資格への挑戦(USCPAやITなど)

日本は資格社会であり、特定の資格を取れば就職が有利になります。

そんな中、近年急激に注目度が高まっているのが海外でも通用する「国際資格」です。

留学で高い英語力を身につければ、USCPA(米国公認会計士)MBA(経営学修士)のような世界どこへ行っても通用する資格への挑戦も視野に入ってきます。

資格やスキルは、これから働いていく上で自身の「資産」となるものですから、どうせなら世界に通用する国際資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。英語力にプラスして、可能性が大きく広がることでしょう。

まとめ

海外留学が就職に有利になる理由と、留学経験の活かし方について解説しました。

留学が就職に有利になるかは結論、その人の選択や英語力の成長によりますので絶対有利になるとは言えませんが、実用的な英語力を身につけることで確実に選択肢が増え、可能性が開けることは間違いありません。

本記事が留学への決断や就職活動に少しでも役立てば嬉しいです!

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ここまで読んでくれてありがとうございます!

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